天皇賞秋考査【血統傾向を探る】

　天皇賞（秋）の過去２２年の成績を集計して血統傾向を調べてみた。最近の傾向はサンデーサイレンス系×Northern
Dancer系、サンデーサイレンス系×Mr. Prospector系ですね。その前だとGrey
Sovereign系、Northern Dancer系が連対していました。天皇賞（秋）もサンデーサイレンス産駒が出てきてからサンデーサイレン系が強い。サンデーサイレンス系は頭数も多いが、結果も出している。やはり、サンデーサイレンス系抜きでは予想は考えられないと思う。



　Grey Sovereign系はトニービン→ミラクルアドマイヤ産駒のカンパニー、トニービン→ジャングルポケット産駒のタスカータソルテとトーセンキャプテン。ジャングルポケット産駒と言えば菊花賞を勝ったオウケンブルースリがいるし、ちょっと気になる。ジャングルポケット産駒はトニービン産駒と同じようにやや時計が掛かる馬場で長くいい脚を使う。天皇賞当日に雨でも降ると面白いと思う。



　Northern Dancer系のメイショウサムソンが回避したことでアサクサキングス、アドマイヤモナーク、ポップロック、エリモハリアーの４頭が出走。距離適正からいうとエリモハリアーですが８歳馬ですからね。アサクサキングスはダービー２着があるので東京競馬場がダメとは思わない。速い脚はないので地力勝負になったときに面白いと思う。



　Turn-to系はRoberto系のウオッカ、サクラメガワンダーとサンデーサイレンス系のダイワスカーレット、ディープスカイ、ドリームジャーニーなどの２つの系統が登録している。Roberto系のウオッカはコース適正、距離適正は申し分ない。ただし、過去の成績からわかるようにスローペースに弱い。厳しいレースで各馬が苦しくなるような展開だと真価を発揮する。サクラメガワンダーは東京競馬場で実績がないので厳しいと思う。サンデーサイレンス系ではディープスカイですようね。コース適正は間違いないし。エアシェイディやハイアーゲームはコース適正はあるがクラスの壁がありそう。ダイワスカーレットについてはやってみないとわからないというところかな。



　血統タイプ別色分けについては『チェック種牡馬の色分け』を参照してください。

天皇賞（秋）過去２２年のチェック種牡馬別集計【大系統別分類】

天皇賞（秋）過去２２年のチェック種牡馬別集計【小系統別分類】

過去２２年の天皇賞（秋）連対馬／血統タイプ別

天皇賞（秋）の登録馬　血統タイプ別出馬表　

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