今年は例年になく好メンバーが揃った。昨年の覇者で現在短距離王のロードカナロアは昨年と々ローテーションで前哨戦では２着に敗れたが久々ということを考えれば問題なし。現在、短距離ＧⅠ３連勝中で今回はサクラバクシンオー（９３年、９４年）以来の連覇が掛かっている。あのタイキシャトルでさえ連覇できなかったレースで、果たしてロードカナロアは連覇できるか。
昨年の３着馬ドリームバレンチノはセントウルＳでロードカナロアに離された３着だが、相変わらずの堅実ぶり。レースの流れに左右されない強みはＧⅠでも崩れないだろう。高松宮記念で３着に残ったハクサンムーンはその後スピードに磨きがかかり、前走のセントウルＳではスタートが悪かったにも関わらず、ロードカナロアの追撃をかわした。今回は同型のフォーエバーマークがいるので厳しいレースになると思われるが、今の状態なら好結果が見込めるだろう。フォーエバーマークはアイビスサマーダッシュでハクサンムーンに完敗。坂のあるコースよりの平坦コースで実績を残しているので今回は厳しいと思う。
グランプリボスは初の１２００ｍ戦。気性が勝っているタイプなのでこの距離でも問題は無い。ムラな面があるけどはまったときの末脚はいいものを持っているので要注意。マジンプロスパーは前走のＣＢＣ賞でハクサンムーンを捉まえることが出来た。ＧⅠでは足りないところのある馬だが流れに乗れればチャンスはあると思う。
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