アメリカジョッキーＣＣの回顧「後藤浩輝の好騎乗が光った」

　予想通りにアドマイヤメインが逃げた。１０００ｍ通過は６１秒２とやや遅めだったが１３秒台のラップがないように淀みのない流れになった。ここまでは予想できて狙ったドリームパスポートは好位外目の絶好位。勝負所の４コーナーで先に動いたドリームパスポートに対し勝ったエアシェイディは仕掛けをワンポイント遅らせた。決め手があるエアシェイディは仕掛けどころを間違わなければ勝てるだけの力がある。これまでは届かないレースばかりだったが、今回はレースの流れがマイルに比べると楽なのでいつもより前で競馬ができ、しかも極端な流れにならなかったのも良かった。後藤浩輝とエアシェイディは３歳から５歳秋までコンビを組んでいた。その後は安藤勝己にバトンタッチして後方一気の競馬に。しかし、それでももどかしい競馬が続き、中山金杯から後藤浩輝がまた手綱を取るようになった。中山金杯ではこれまでの競馬と違って早めに動く競馬をして２着に来た。こういう競馬でも結果が出せると言うことにちょっと驚いた。今回は流れが微妙だったが、後藤浩輝が騎乗するので狙える事が出来た。



　2着のトウショウナイトはこのレースか日経賞のようなレースが合う馬と思っていたのでこの好走は驚かなかった。しかも、太っていた馬体が絞れてきていたからね。直線では狭くなるシーンがあったが、よく伸びてきてくれた。あのひと伸びはこれまでの厳しい競馬をしてきた経験の差だろうな。ドリームパスポートはちょっと動くのが早かったな。松岡正海では役不足かな。

アメリカジョッキーＣＣ

LAP　12.7-11.3-12.7-12.3-12.2-12.1-12.1-12.2-11.8-11.9-12.3

通過　36.7-49.0-61.2-73.3　　上り　72.4-60.3-48.2-36.0　　平均　1F:12.15 / 3F:36.44



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