秋の東京競馬で最初に行われるGⅠが天皇賞秋(芝2000m)。今年も豪華な顔ぶれが登録してきた。昨年の勝ち馬で国際レーティング1位のジャスタウェイは凱旋門賞に出走したのでここに登録はしていないが、2着のジェンティルドンナは登録してきた。ジェンティルドンナはクラブ(サンデーレーシング)の規定で来年の春には引退が決まっている。だから、この秋の2戦ないし3戦が国内最後のレースになるかもしれない。宝塚記念は9着と大敗したが東京競馬場は4戦3勝と相性が良いい。今回は鞍上にリーディングトップの戸崎圭太を迎えてどんな走りを見せてくれるか楽しみ。
天皇賞春を連覇したフェノーメノは2年前の3歳時にこのレースに出走し1人気に支持され2着と好走した。東京競馬の成績は6戦3勝2着2回と相性もいい。このレースを勝てば天皇賞3勝となりテイエムオペラオーの最多勝に並ぶ。鞍上の蛯名正義は先週の菊花賞で悔しい2着だっただけに今回は気合いが入っている事でしょう。
エピファネイアは今年に入ってまだ勝っていない。産経大阪杯では同期のキズナに完敗し、香港では見せ場はつくったが4着と負けた。父シンボリクリスエスは天皇賞秋を2勝しているし、母父スペシャルウィークもこのレースを勝っている。また、母シーザリオはオークスを勝っているように両親からは東京競馬場に強いDNAを受け継いでいる。菊花賞で見せた強いレースが出来ればこの馬が勝ってもおかしくない。
3歳馬イスラボニータは菊花賞には出走せずに天皇賞秋に駒を進めてきた。東京競馬場は5戦4勝と相性が良く、また左回りは7戦5勝2着2回と連対率100%。今回は鞍上にルメールを迎えるのも心強い。ルメールは今年、騎手試験を受験し一次試験を合格した。自分へのお祝いにGⅠ勝利という美酒をもらいに行くかもしれない。
天皇賞秋の登録馬
天皇賞秋 過去28年の勝ち馬一覧
天皇賞 過去28年の配当一覧
天皇賞秋 過去28年配当一覧 馬番・枠番・人気
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