宝塚記念「高齢馬ＶＳ４歳馬」

2004.06.26

過去１８年の宝塚記念の成績から調べてみると前走天皇賞春に出走した馬が圧倒的に勝っている。中でも天皇賞春１着馬の成績は【5-6-0-3/11】で連対率７２．７％になっている。しかし、今回はその１着馬が出走していない。では、２着馬はと言うと【2-1-2-3/8】で連対率３７．５％でいまいち信頼度に欠ける。そして、３着馬以下はもっと連対率が落ちてしまう。では、前走２番目にいい成績を残しているのは何かというと安田記念ですが、その中で宝塚記念で連対している馬を調べてみるとそれまでに２０００ｍ以上の重賞で連対経験があると言うことでした。そして、３番目が金鯱賞で、ここを使って勝っているサイレンススズカは金鯱賞でレコード勝ちをしている。

シンボリクリスエスという強い馬が引退し、期待された４歳馬がいまいちＧ１では活躍出来ていない事からも本命は金鯱賞でレコード勝ちした◎タップダンスシチーにした。距離に対する適応も有馬記念の２着、ＪＣ１着、京都大賞典１着、そして平均勝利距離２１９０ｍ、平均連対距離２２５３．３ｍということからも軸にするのは全く問題ない。唯一の不安は７歳馬と言うことだが、前走をレコードで走れるようにまだまだ大丈夫だろう。

相手は初のＧ１挑戦で３着と善戦した○シルクフェイマス。天皇賞春では積極的な競馬をして自分から前を捕まえに行っての３着。初距離であれだけの競馬が出来ればここに入っても十分やれる。長期休養明け以降（２００３年からのレース）をみると平均勝利距離２１６６．７ｍ、平均連対距離２１６６．７となって距離に対する不安はない。

単穴は２年連続２着の▲ツルマルボーイ。前走の安田記念はアンカツの好騎乗により鮮やかな差しきり勝ちを決めたが、今回の方がメンバーが揃っているし昨年よりは流れが落ち着くと思うから展開の利は見込めないかもしれない。しかし、勝ち味を知っているアンカツが鞍上なので怖い存在には変わりはない。

ここまでが馬券対象だが狙って面白いと思うのが△ダイタクバートラム。昨年の天皇賞春では１人気に推されたほどで、この時は３着だったがツルマルボーイに先着している。久々を２度叩かれて調子を上げているし、その２度とも手綱を取っている小牧太が鞍上というのも心強い。平均勝利距離２２６６．７ｍ、平均連対距離２２１６．７ｍということから厳しい流れになった時に浮上してくる馬かもしれない。

４歳馬は人気ほど走らないので軽視しました。

2004年 6月27日(日)

3回阪神4日目

　　15:40発走

11Ｒ

第45回宝塚記念

３歳以上・オープン・Ｇ１(定量)

(国際)(指定)　

芝2200m　

15頭立

枠	馬	印		馬名	性齢		騎手	斤量	ZI		前	走		2走	前		3走	前		4走	前		5走	前		6走	前		7走	前
1	1	○		シルクフェイマス	牡5		四位洋文	58	121		T32	83	+	T22	94		T24	96	+	T24	88		T20	77		T20	80		T18	66
2	2			トレジャー	牡6		オリヴァ	58	111		T25	91		D18	69	=	T16	83		T18	75		T16	82		D18	83		T20	79
2	3	△		ゼンノロブロイ	牡4	*	田中勝春	58	126		T32	86		T25	91	+	T25	90		T30	88		T20	93	+	T24	90		T24	87
3	4		*	ローエングリン	牡5		横山典弘	58	127		T16	90		T16	89		T18	91	+	T16	—		T20	84		T16	—		T16	—	+
3	5			ザッツザプレンティ	牡4	*	デムーロ	58	115		T20	92		T32	73		T30	92	+	T25	69		T24	85		T30	93		T20	84	+
4	6			サイレントディール	牡4	*	池添謙一	58	125	+	D20	—		D16	94		D20	—		D21	80		D16	96	+	T22	85		T24	87
4	7	△		ダイタクバートラム	牡6		小牧太	58	113		T25	86		T25	83	+	T22	93		T32	95		T30	93		T32	86		T30	88
5	8			リンカーン	牡4		武豊	58	116		T32	75		T30	94	+	T25	91		T30	92		T20	86	+	T24	79	+	T22	74
5	9			チャクラ	牡4		柴田善臣	58	122		T25	91		T32	82		T25	87	+	T25	85		T36	89		T30	80		T30	85
6	10			メイショウドメニカ	セ7		松永幹夫	58	91		T20	77	+	T20	89		T20	89		T20	90		T20	88		T18	78		T20	82
6	11			スティルインラブ	牝4		幸英明	56	103		T20	80	+	T22	90		T20	86		T20	78	+	T24	86		T16	82		T16	72
7B	12			ホットシークレット	セ8	*	福永祐一	58	83		T25	38	+	T25	83		T24	—		T20	56	+	T32	85		T22	89		T36	89
7	13	▲		ツルマルボーイ	牡6		安藤勝己	58	127		T16	94		T20	89	+	T25	89		T24	68		T20	99	+	T22	97		T20	95
8	14			ダービーレグノ	牡6	*	秋山真一	58	112		T25	88		T32	79		T25	89		T22	86		T24	85		T25	87		T24	75
8	15	◎	$	タップダンスシチー	牡7		佐藤哲三	58	126		T20	96	+	T25	83		T24	100		T24	97	+	T22	95		T20	96		T24	93	+

おいちゃんの落書きより:

2004年6月27日 3:00 AM

条件は揃った　宝塚記念

この３日間はレースの鍵を握る佐藤哲三騎手がどのように仕掛けるかを考えました、ローエングリンは切れる脚はありませんがスピード豊で速めの平均ペースでレースをした時に一番強いレースします、そんな速めの平均ペースでレースをする馬を早目に捕まえに行けばタップダンス
だから～『家族で』行くって言ってんじゃん。
聞いてる？親父(たぬき）殿(-_-)
なんか自分でネタフリしてる気がしてきたぞ(笑)

返信