２歳未勝利　ヤマカツスズランの娘ヤマカツオーキッド

　先週の土曜日札幌１レースの２歳未勝利戦は快速牝馬の子供達が激突した。１頭は阪神３歳牝馬Ｓ（現阪神ジュベナイルフィリーズ）を逃げ切りしたヤマカツスズランの娘ヤマカツオーキッド。もう１頭は桜花賞を勝ったアローキャリーの息子ランチボックス。人気ではランチボックスだったが、勝ったのはヤマカツオーキッド。



　レースは横一線のスタートからヤマカツオーキッドがスピードの違いでハナに立ち、抑え気味の逃げ。直線は外から来るランチボックスの勢いが良かったが、ヤマカツオーキッドも終いを伸ばして相手を寄せ付けず完勝。父がダンスインザダークなので短距離向きとは言えないでしょう。走りをみても跳びが大きいので距離をもう少し伸ばしても良い感じだと思いました。



　ヤマカツオーキッドを管理する池添兼雄厩舎は母ヤマカツスズランも半兄ヤマカツブライアンも管理。また馬主、生産者も同じでした。兄ヤマカツブライアンがオープン馬として走っている下地があるのでヤマカツオーキッドが走ってくる可能性は大いにあると思う。

５代血統表　ヤマカツオーキッド

牝 2歳　　　父 12歳・母 8歳時産駒　2005年 青毛 (静内町)

[Nijinsky]　　 18.75%　3 x 4

[Northern Dancer]　　 15.63%　4 x 4+5

[Flaming Page]　　 9.38%　4 x 5

[Raise a Native]　　 9.38%　5 x 4

[Nearctic]　　 6.25%　5 x 5

[Natalma]　　 6.25%　5 x 5

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