中山金杯の出走馬【過去１０年の勝ち馬と配当一覧】

　まずは、過去１０年の結果をみると年明けのハンディ戦らしい荒れた結果になっている。昨年はハンディがマイナス３キロで３人気のショドウゲイトとトップハンディで９人気のアサカディフィートの組み合わせで馬連万馬券。一昨年はトップハンディ同士の決着でありながら馬連９１００円で組み合わせは７人気のヴィータローザ（６歳）、６人気のアサカディフィート（８歳）。この２年はトップハンディのアサカディフィートが絡んで高配当を生んだ。このアサカディフィートが今年も登録してきた。今年で１０歳になるが、まだまだ元気で前走はオープン特別ではあるがサクラメガワンダーやニルヴァーナなどを差しきっている。アサカディフィートは中山コースを得意としているわけではないですが、寒い時期が走る馬みたいですね。今年は１０歳でハンディは昨年と同じプラス０．５キロ。上から２番目のハンディですが、これで走ってしまうのでしょうか。



　登録馬から人気を計るとまずはサイレントプライドでしょう。昨年の春に準オープンを卒業、重賞を３つ使われたが結果が出ずに降級。しかし、即勝利で再度昇級。昇級初戦の札幌記念では２人気に推されたが１１着と敗退。でも、久々の前走は先行抜け出しのこの馬の勝ちパターンで快勝。重賞での連対は１回だけだが、ハンディは見込まれた。まあ、それだけの実力があると認められた訳だが、果たしてどういう走りをするのだろう。人気に見合うだけの成績は残しているし、血統的（母父サンデー）にも楽しみがある馬だと思っている。



　アドマイヤフジはもう一つ勝ちきれない。前に行っても後ろから行ってもそこそこの競馬はするんだけどね。３歳時のクラシック好走を思えばもっと走って良い馬なのに。それだけに人気になるけど配当妙味はない。人気先行型だけに取り扱いが難しいな。エアシェイディも７歳ですか。重賞でも人気になって連対はするけど勝てない。オープン大将みたいな感じになってしまったね。最近は１６００ｍを中心に使われて来たけど久々の２０００ｍで違う面を出してくれるのかな。シルクネクサスはコーナーを４回まわるコースが良い馬。決め手はないけど早めに動いてもバテないので中山コースは合っている。ただ、流れに左右されるのでこの辺りが信用できない。４歳馬のヒラボクロイヤルとフサイチホウオーが登録してきた。本来なら人気になってもおかしくない２頭だが最近の成績がパッとしないよな。能力はあるけど走る気がないのかな。　

中山金杯　過去１０年の勝ち馬と配当一覧

中山金杯の出走馬　斤量順

 トウショウナイト　牡7 武士沢友 58.0 (美)保田一隆

アドマイヤフジ　　牡6 川田将雅 57.5 (栗)橋田満　

アサカディフィートセ10小牧太　 57.5 (栗)鶴留明雄

サイレントプライド牡5 横山典弘 57.0 (美)国枝栄　

エアシェイディ　　牡7 後藤浩輝 57.0 (美)伊藤正徳

*グラスボンバー　　牡8 勝浦正樹 57.0 (美)尾形充弘

フサイチホウオー　牡4 鮫島良太 56.0 (栗)松田国英

ブラックタイド　　牡7 蛯名正義 56.0 (栗)池江泰郎

シルクネクサス　　牡6 松岡正海 56.0 (栗)岡田稲男

ヒラボクロイヤル　牡4 武幸四郎 54.0 (栗)大久保龍

$タイキヴァンベール牡8 吉田隼人 54.0 (美)田中清隆

メイショウレガーロ牡4 田中勝春 54.0 (美)小島太　

ヤマニンアラバスタ牝7 柴田善臣 54.0 (美)星野忍　

センカク　　　　　牡6 江田照男 53.0 (美)池上昌弘

トウショウヴォイス牡6 小林淳一 53.0 (美)小桧山悟

カオリノーブル　　セ9 左海誠二 52.0 (美)萱野浩二

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