【G1】高松宮記念考査

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 高松宮記念の出走馬が決まった。エアロヴェロシティとダンスディレクターの回避は残念だが、前哨戦の上位馬は出てきているので面白いレースになりそうですね。



 改修後の現コースを使用するようになって今年で5回目。過去4年の成績をみると時計面では2013年の1分8秒1が最速で、不良で行われた2014年は1分12秒2とダートよりも時計が掛かっていました。レースの流れとしてはスプリント戦らしく前掛かりになりやすく、逃げ先行馬が1頭は残っている。同コースで行われたレースを改修後に遡って集計してみたが、レコードタイムは2013年のCBC賞でマジンプロスパーが出した1分8秒0、テンの3Fタイムで一番早かったのは2013年のトリトンSでシゲルアセロラが逃げて出した33秒3が最速。こうやって見るとスプリンターズSと違って時計全体も遅いし、テンも速くはない。コース形態の違いもあるが力の要する馬場に変わっているのが影響しているかも。



 過去4年のデータを見てみると血統ではミスプロ系がいいですが、これはキングカメハメハ産駒のロードカナロアが2回、アドマイヤムーン産駒のハクサンムーンが2回馬券圏内に来ているから。また、中京1200mで集計してみるとサンクラバクシンオー産駒、キングカメハメハ産駒の成績がよく、次いでディープインパクト産駒、アグネスタキオン産駒、タイキシャトル産駒、フジキセキ産駒と続く。血統的に偏りのあるコースはリピーター率が高いので、ハクサンムーンとミッキーアイルには注意したい。



 前走データからみるとオーシャンS、シルクロードS、阪急杯を使った馬の成績がよく、それぞれのレースで上位に来ている馬がそのまま好成績をおさめている。オーシャンSは格が下に見られているのか人気がない馬が来ているので要注意した方がいい。昨年はハクサンムーンがオーシャンS2着から高松宮記念6人気2着に。一昨年はスノードラゴンがオーシャンS2着から高松宮記念8人気2着に。3年前はハクサンムーンがオーシャンS9着から高松宮記念10人気3着に来ている。



 血統と前走データからの注目馬はハクサンムーン、スノードラゴン、ミッキーアイル、レッツゴードンキ、ローレルベローチェ、ビッグアーサー、サトノルパンあたりで。




高松宮記念 過去4年 1~3着馬の血統






高松宮記念 出走馬の血統






高松宮記念 過去4年 1~3着馬の前走データ






高松宮記念 出走馬の前走




Output by TARGET frontier JV

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