ダービー特集 血統傾向を探る

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 過去28年の成績から血統傾向を探ってみた。血統は時代の流れとともにトレンドがあり、最近ではサンデーサイレンス系を抜きには考えられないようになった。先週のオークスでもサンデーサイレンス系ハースクライ産駒のヌーヴォレコルトが勝ち、2着にサンデーサイレンス系ディープインパクト産駒のハープスターが、3着にもサンデーサイレンス系ゼンノロブロイ産駒のバウンスシャッセが入り、桜花賞に続いて3着までがサンデーサイレンス系種牡馬で独占した。



 皐月賞も1着イスラボニータ(父フジキセキ)、3着ウインフルブルーム(父スペシャルウィーク)、4着ワンアンドオンリー(父ハーツクライ)、5着ステファノス(父ディープインパクト)と上位4頭がサンデーサイレンス系種牡馬の産駒であり、しかも4頭とも父が違ういうのだからサンデーサイレンス系統はクラシックに強い。サンデーサイレンス産駒は第一世代のタヤスツヨシがダービーを勝ってからディープインパクトまで6勝を上げ、その後はサンデーサイレンス系種牡馬たちが5勝を上げている。サンデーサイレンス系以外ではNorthern
Dancer系が2勝、Grey Sovereign系が1勝、Kingmambo系が2勝、Roberto系が3勝となっている。今年も多くのサンデーサイレンス系種牡馬の子供達が出走しているから、この中からダービー馬が生まれるのではないかと思っている。



 父と母父の組み合わせ(ニックス)を見てみるとサンデーサイレンス系×Northern
Dancer系が5勝、サンデーサイレンス系×Nasrullah系が4勝、サンデーサイレンス系×Herod系とサンデーサイレンス系xNative
Dancer系が1勝ずつ。登録馬の血統を見てみるとサンデーサイレンス系×Northern
Dancer系はアズマシャトル、サウンズオブアース、サトノフェラーリ、サトノルパン、ベルキャニオン、レッドリヴェール、ワールドインパクト。サンデーサイレンス系×Nasrullah系はイスラボニータ、ウインフルブルーム、ピオネロの3頭。サンデーサイレンス系xNative
Dancer系はトーセンスターダムだけでした。



 サンデーサイレンス系種牡馬の中でダービーを勝っているのはアグネスタキオン、ネオユニヴァース、ステイゴールド、ディープインパクトの4頭。今年の登録馬ではネオユニヴァース産駒(サウンズオブアース、ピオネロ)、ステイゴールド産駒(レッドリヴェール)、ディープインパクト産駒(サトノフェラーリ、サトノルパン、トーセンスターダム、ベルキャニオン、ワールドインパクト)など。ただ、桜花賞ではハーツクライ産駒のヌーヴォレコルトが勝っているように同じ産駒のワンアンドオンリーは面白いと思う。



 血統的には皐月賞上位のイスラボニータ(フジキセキ産駒)、ウインフルブルーム(スペシャルウィーク産駒)、ワンアンドオンリー(ハーツクライ産駒)がいいでしょう。ディープインパクト産駒のベルキャニオン、トーセンスターダム、ワールドインパクトは瞬発力勝負になれば上位争い出来る。桜花賞2着のレッドリヴェールは血統的にも面白く好勝負出来るのではないかと見ている



 


ダービーの登録馬 血統一覧






ダービー 過去28年の勝ち馬 血統一覧






ダービー 過去28年のニックス(成績上位)





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