2013年度 騎手・調教師・馬主・種牡馬・他リーディングについて

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 2013年の中央競馬の全成績をTARGETで集計して騎手・調教師・馬主・生産者・種牡馬・母父の6部門(リーディング上位30位まで)を出してみた。



 騎手部門は131勝をあげて初のリーディングジョッキーに。1月、2月は15勝をずつあげて好調だったが3~5月が1桁勝利で低迷。6月に14勝をあげるとコンスタントに勝ち星を重ねて11月には川田将雅や浜中俊を抜いてリーディングになり、その後も勝ち星を増やしてリーディングに。内容的にも重賞5勝で内GⅠはエピファネイアで菊花賞、ジャスタウェイで天皇賞秋などまずまずの成績をおさめた。騎乗数は695鞍で13位だが、騎乗厩舎は113と多い(騎乗数トップの幸英明は807鞍で116厩舎)。馬主別では調教師別で上位にきているのが社台系を多く管理していることもあり、馬主でも社台系が多い。勝率は15.5%、上位3人気の勝率は23.4%と人気に応えてくれる騎手になっている。もう少し早くリーディングをとれる騎手だったがようやく安定してきた感じがする。社台の漠アップはあるだろうから来年はもっと勝てるのではないかな。



 リーディング2位は川田将雅。浜中俊を2勝差で振り切った。勝率は16.6%、連対率29.7%、複勝率41.4%と騎乗数300以上ではトップ。安定感は抜群ですね。騎乗数が724鞍と福永祐一との差は120鞍もあり、騎乗数が増えてくればもっと勝利数をやせるでしょうね。3位は昨年トップだった浜中俊。10月頃はトップを走っていたのに最後失速。今年は好調な時と不調なときに波があったのが最後に響いた感じですね。4位内田博幸、5位戸崎圭太、6位岩田康誠と地方競馬出身者がランクイン。特に戸崎圭太は今年の3月にJRAの免許を取得してからのことなので来年はもっと勝つでしょう。注目は武豊が97勝をあげてベスト10入り。本来の武豊の騎乗に戻ってきているだけに来年はおもしろくなりそう。





2013年 リーディングジョッキー






 調教師部門では角居勝彦調教師が2年ぶりにリーディングに。昨年は2着の差で2位だったのでリベンジ出来た。内容は重賞6勝、GⅠはエピファネイアの菊花賞のみ。エリザベス女王杯は4頭だしで獲りにいったがラキシスの2着に入っただけだった。来年はエピファネイアを筆頭にデニムアンドルビー、ラキシス、ディアデラマドレの3歳3人娘の活躍に期待ですね。現2歳馬に重賞勝ち馬がいないだけに来年は厳しい年になるかもね。



 2位は藤原英昭調教師。重賞4勝でGⅠはトーセンラーのマイルCS。厩舎の看板馬だったエイシンフラッシュが引退して、これからはトーセンラーが厩舎を背負って行く感じですね。鞍上武豊とのコンビでどれだけ勝つか・・・。3位矢作芳人調教師、4位池江泰寿調教師、5位安田隆行調教師、6位藤沢和雄調教師と昨年のリーディング上位調教師が今年も上位にきていました。昨年はゴールドシップの活躍で6位に入った須貝尚介調教師は勝利数(46勝→31勝)を15も落として13位に。来年は阪神JFを勝ったレッドリヴェールやゴールドシップ、ジャスタウェイが活躍してくれると上位に顔を出してくるでしょう。





2013年 リーディングトレーナー






 馬主部門では社台RHがサンデーレーシングを押さえて1位になった。吉田一族の長男である照哉氏もしてやったりでしょう。GⅠの勝利数ではサンデーレーシングに負けているけど重賞勝利数では勝っている。3位キャロットファーム、6位吉田照哉、8位金子真人HD、9位シルクと社台系の強さが目立っている。7位のモハメド殿下は親族の馬も自分名義にしているので実質69勝で4位に。勝率がいいだけに出走馬が増えてくると社台を脅かす存在になるかもしれないです。





2013年 リーディングオーナー






 生産者部門でもわずか3勝差ですが社台ファームがノーザンファームを押さえて1位に。GⅠ馬はグレープブランデー(フェブラリーS)、ロゴタイプ(皐月賞)、トーセンラー(マイルCS)、ベルシャザール(JCD)、レッドリヴェール(阪神JF)の5勝と勝利数も1位に。リーディング3位に白老ファーム、9位に追分ファームが入り、この4つの生産者で938勝をあげている。注目はダーレージャパンファームです。出走頭数と勝率を考えると今後が楽しみです。





2013年 リーディングブリーダー






種牡馬部門ではディープインパクトが強いですね。特に芝のレースに強い。203勝のうち182勝が芝のレース。ダートではあまり買いたくないですね。それに比べてキングカメハメハは総合2位、芝でもダートでも2位と万能ぶりを見せた。総合9位のゴールドアリュールはダートで1位に。父に似てダートで強い血統です。総合8位のクロフネもダートでは3位なのでこちらもダートが強い血統です。逆に芝に強いのがハーツクライ、ダイワメジャーです。





2013年 リーディングサイアー






 母父部門ではサンデーサイレンスが200勝以上の差をつけて1位に。芝でもダートでもその強さは変わりないです。2位のトニービンは芝のレースで強さを出しています。3位のブライアンズタイムはダートのレースで強いです。5位ダンスインザダーク、6位スペシャルウィーク、8位フジキセキとここでもサンデーサイレンス系が上位にきている。母父サンデーサイレンス系とどの組み合わせがいいかというとロベルト系、ミスプロ系、Vice
Regent系、Grey Sovereign系などです。サンデーサイレンス系×サンデーサイレンス系は2頭いますがさすがに勝っていないです。でも、何世代が経てならサンデーサイレンス系同士の組み合わせでも勝つ馬が出てくるでしょうね。





2013年 ブルードメアサイアー





コメント

タイトルとURLをコピーしました