マイネル軍団と柴田大知

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 NHKマイルカップで初GⅠ制覇した柴田大知。一昨年辺りからちょこちょこ穴をあけるようになり、昨年は41勝を挙げてリーディング34位に。一時、勝てない時期があったのにどうしてここまで勝てるようになったのか。騎乗数が増えているのは分かるが、そこにはマイネル軍団(馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアンとビッグレッドファーム、冠名はマイネルとコスモ)のバックアップがあった。雑誌や新聞等でマイネルと柴田大知の関連性について書かれているのを何度か目にしたが、本当の所はどうなのかTARGETでデータを集計してみた。柴田大知の経歴については『柴田大知 – Wikipedia』に良く書かれているので参照してください。



 柴田大知のデビューからの成績を見ると2001年辺りから徐々に騎乗数が減少。2006年、2007年は騎乗数が100を切り1勝も挙げられない。2005年に障害に騎乗し、2008年に障害初勝利。障害での実績を積み、2011年にマイネルネオスで中山グランドジャンプ(JGⅠ)を勝つ。ここから、マイネル軍団のバックアップが始まったと言っていいでしょう。マイネルといえば社台に次ぐ大馬主なので騎乗数がグッと増え、昨年の騎乗数は715回で20位になった。技術的には上手いと言えないだけに人気にならない。しかし、騎乗数が多いので穴をあける事が自然と増えている。





柴田大知 年度別全成績






柴田大知 年度別成績(障害のみ)






 マイネル軍団(馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアンとビッグレッドファーム、冠名はマイネルとコスモ)の成績を2008年から2013年5月19日まで集計してみた。騎手別の成績をみると丹内裕次がダントツで2位に柴田大知、3位に松岡正海、4位に津村明秀、5位に石橋脩、6位に和田竜二になっている。これを年度別に見ると2008年は津村、松岡。2009年は松岡、石橋。2010年は丹内、松岡となり、主戦が入れ替わっていた。しかし、2011年からは丹内と柴田大知に騎乗数が集中している。成績だけを見れば松岡正海がダントツにいいが、ここに来て騎乗数が減っているのは気になるところ。それでも、重賞での勝利数は多いので『いい馬は松岡に』というのがマイネル軍団の意向かも。





マイネル軍団 騎手成績 2008.01.01~2013.05.19






マイネル軍団 騎手成績 2011.01.01~2013.05.19






マイネル軍団 騎乗数推移 2008.01.01~2013.05.19





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