きさらぎ賞回顧 ルージュバックの将来性

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 きさらぎ賞は牝馬ながら1人気に支持されたルージュバックが見事な勝利を収めた。良血のポルトドートウィユ、アッシュゴールド、レガッタなどを退けての勝利は将来のGⅠを約束されたも同然か。



 レースを見るとこれまでよりもスタートが良く、少しいきたがっていたが戸崎圭太が手綱を押さえるとスッと折り合い、勝負所の4コーナーでも反応が良く、直線は鞭を使わずに勝ってしまった。上がり3ハロンはそれほど早くないが周りのプレッシャーをはねのけての勝利はこの馬の強さを物語っている。レースの流れは1000m通過が61秒6のスローペース、レースの上がりは34秒9で勝ちタイムは1分48秒6だから平凡なタイムだが内容は凄いと思う。追えばもっと伸びたかもしれないがあえて鞭を使わなかったところに不安はあるが、距離は伸びた方が安定感はありそうな感じがした。これで、賞金を加算し使えるレースが選べるのは陣営にとって有利に。果たして次はどこを使うのだろうか。



 2着のポルトドートウィユは鞍上の武豊がしたたかな騎乗をしたがルージュバックを捉えることは出来なかった。あとは血統の良さを生かしてどこまで成長してくるか。サンデーレーシングの人気馬に武豊が騎乗した事はメモしておこう。アッシュゴールドはまだピリッとした脚が使えないね。パワーアップしているようだがこれからの馬なのかな。レガッタは2戦目で行きたがってしまった。しかも、武豊にしてやられたのでこの着順は仕方なし。素質はありそうなので出直しを期待したい。グリュイエールはシュタルケが上手く出して後方から、もう少し伸びそうな気配はあったが現状ではここまでか。



 ルージュバックが勝ったことでベルーフの評価が一段アップに。牡馬クラシック戦線はまだ混沌としているので本番まで分からないと思う。





きさらぎ賞の成績






ルージュバックの馬データ





Output by TARGET frontier JV



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